03
2009

指し値のお作法2

「初心者限定!」ニシオカが不動産投資のアドバイスをします。詳しくは コチラへ。
もうひとつ重要なポイントとして挙げられるのは、「実は不動産には定価というものがない」という点です。なんとなくリストプライスで取引をすることになれてしまっている私たちにとっては気がつきにくいのですが、売り主側も「いったいいくらで売ればいいのだろうか」と常に悩んでいるのです。

多くの場合は、周りの取引事例や相場を見て価格をとりあえず設定しています。そのとりあえず設定した価格でチラシを打ち、業者やエンドユーザーからの反応を見ながら売却価格を調整していきます。ここで売り主が一番恐れることは、うっかり安すぎる価格を設定してしまい、それで契約してしまった場合、本来、売却で得られるべき利益を逃すことになるということです。

一度安い価格で物件情報がレインズ(不動産の業者が利用する物件検索システム)やインターネットなどに掲載されてしまうと、多くの人が価格を記憶してしまっているので、再度、値上げをして掲載するのは難しいのです。逆に高すぎる価格をつけてしまうと、それはそれで購入希望者からの反応がゼロとなってしまいます。ですので、そもそも売り主は売却価格というものに自信がありません