07
2013

入居者は礼金が嫌い

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入居者がなかなか決まらないと思っている大家さんは、入居者側の視点がちょっと足りないことがあるのかもしれません。弱い競争力で運よく入居者が決まったらいいのですが、確率的には条件的に競争力の強い物件に負けることが多いと思います。

入居者側から見た賃貸のシステムでもっとも嫌われるものが礼金です。礼金というのは実は1か月分は大家ではなく仲介業者が持っていくものなのですが、仲介業者はずるいので大家が2ヶ月分取っているような風情で説明しています。

悔しいですが、仕方ないのでそれは諦めるとしますが、自分が入居するとして仮に礼金がない物件があったとしたら好印象を持つと思いませんか?費用的に楽なのはもちろん、なんとなくですがガメつい印象がなく、好意的に感じるように思えます。
ちょっと地方に行って部屋を借りようと思ったときにかかる通常の初期費用は、敷金2ヶ月、礼金2ヶ月、前家賃1ヶ月の計5ヶ月+引越費用と家具費用が必要になります。8万円の部屋であれば50万円近くかかってきますよね。入居者は苦しい生活の中、これを捻出するわけです。

礼金というものは預かり金ではなく、完全に取られてしまうものなので、入居希望者は非常に損した気持ちになります。これが敷金であれば返ってくるかもしれないものなのであまり抵抗はないようですが、多くの入居希望者は礼金を不条理なものだと思っているようです。

大家にとっても8万の部屋で16万円の収入は大きいですが、礼金が邪魔をして2ヶ月以上空室が発生することを考えると、こんなものいらないと思いませんか?私は弱い物件は礼金を取らないという提言をしたいと思います。魅力的な強い物件であればどうぞしっかりと取ってください。それでも決まると思いますので。