07
2007
物件購入の「キモ」、ファイナンス5
CATEGORY儲けを生む融資を受けよう

これはまったくの偶然なのですが、私ではない他の人が購入しようとしてローンの打診をしていた物件について、決裁の最終段階で銀行がその人の与信の調査をしたところ、隠れた借金が発見されたため、融資がオジャンになってしまったというケースで、運よく私がその物件と融資の決裁を引き継ぐことができてしまったのです。
銀行にとって不動産物件の融資をするにあたっては、物件の担保価値や収益力などのかなり綿密な調査を実施しています。それは特に遠方の物件であればかなりの労力(と費用)が要求される作業だそうです。ですので、一度調査を始めた案件は、融資が完了するまでちゃんと終わらせたいのだということです。
高級な物件も安い物件も調査にかかる手間は同じだと言います。今までかかった手間と無駄にしたくないという銀行の思いがあるようで、そういうところにうまくつけこむのも手かと思います。