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2006

物件の調査について9

では、実際に部屋の中に入ってみたいと思います。とは言うものの、オーナーチェンジ物件の場合は中に入ることができないケースが多いのですが…。運良く部屋に入れたら、部屋に入ってすぐの印象をチェックします。陰気で鬱陶しい印象はないか、手に負えないくらいの汚らしさではないか、特に水周りにこびり付いたサビなどの汚れなどは落としにくいので注意が必要です。

そして臭いをチェックします。人が長く住んでいないと水を流さないので下水管の水が乾燥し、下水直接の臭いがすることがありますが、これは水を流せばなくなるので問題ありません。どちらかというとカビのような臭いの方を心配するべきです。

これは物件の一番の脅威である水漏れや、温度差による結露、風通しの悪さなどが影響しています。こういうのはなかなか直すことができない上に、修理にもかなりのお金がかかりますので、用心が必要だと思います。