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2009
不動産投資に潜む罠、詐欺の話2
CATEGORY実録!投資用不動産購入

そのマンションは確かにありました。事前にインターネットで調べた想定賃料では5万円は下りません。どう考えても安すぎると思いながら当該の部屋を探していたのですが、なぜかその部屋は見つからなかったのです。確かに複雑な造りのマンションでした。しかし集合ポストを探してみてもその部屋は見つからなかったので、これはおかしいと思い、法務局へ登記簿を取りにいきました。
すると、なんと「そんな物件はありません」という回答だったのです。「そんなことはない。この登記簿のコピーを見てくれ」と言ったところ、どうもそれは偽造だったようです。コピーさえしてしまえば偽造はたやすいのかもしれませんが、まさか信頼していた人からニセモノを資料として渡されるとは夢にも思わなかったので、一瞬、どっちが正しいのか混乱してしまいました。