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2016

空室を防ぐために絶対入れておくべき安い設備5選+α(収納編)

築が浅い物件ですと必ず標準装備になっているものですが、押し入れやクローゼットにはかならずランドリーバー(お洋服掛け)をつけましょう。私は基本的に施工はプロの業者さんにお願いするべきだと思っていますが、このランドリーバーだけは自分で施工しても良いと思います。それくらい簡単で、目立つところではないため見栄えもそんなに気にする必要もありません。「あれば、それで良い」設備なのです。

自分で施工すれば数千円もかかるかどうかという程度の設備ですが、現在は昔と違ってハンガーに掛ける洋服が多いはずですので、なくてはならないものだと言えます。特に押入れ式の収納がある部屋は必ず設置しましょう。

ちょっと話は逸れますが、そもそも押入れという収納形式は特に単身者にとっては不要と言ってもよいかと思います。和室も不要(清潔な畳ならうれしいが、だいたい和室は使われない)なくらいなのですが、今どきやたら広いあの一間のスペースはもったいないと言わざるを得ません。無駄に広く、上下に分かれており、奥行きがありすぎてものが取り出しにくく、通気も悪いときています。もともと布団をしまうためにあるものでしょうから、押し入れは現代人の生活スタイルにはマッチしませんね。

押し入れがある物件を持っている方は、思い切って改装しましょう。大してコストも掛かりません。中板を取ってしまい、枠部分を外すだけです。その後は扉をつけてそのままクローゼット形式にしてもいいですし、部屋を拡張してもいいかもしれません。古いマンションなどを持っている方は是非ご検討ください。入居者ウケが違います!