30
2018

入居者の「死」のリスクと対策5 ~自然死物件の入居者募集~

さて、リフォームも完了し、一息ついたら今度は入居者募集です。まず間違いなく家賃の値引きを強いられると思います。しかし自然死の場合、半額にする必要はありません。2~3割引で十分かと思います。募集の時、事故物件である旨を告知すると、日本人はだいたい逃げてしまうそうです。外国の方であれば、安ければ気にしないという方も多いようで、納得した上で住んでいただくのが定番ということです。人は死ぬものだから当然という考え方は尊敬できますね。

賃貸募集の場合は告知義務は比較的甘く、何回か入居者が入れ替わって時間が経てば、告知をする必要はないようです。私の大家仲間の物件も2人目の入居者以降は、特別告知せずに募集している人がいます。ここらへんは管理会社の方針もあると思いますし、相談しながら決めると良いと思います。

一般的には隣・上下の部屋の募集時には告知する必要はありません。人の噂も七十五日と言われるように、1年も経てば、ほとんどの人の記憶から消えているものです。一般的な老衰や病死などであれば、皆さんが恐れているほどのリスクはなく、経営を継続できると考えて問題ありません。ちなみに入居者の「死」は、感覚で言うと毎年1,000戸中1,2件発生するかどうかといった程度の発生率です。