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2018
投資用不動産物件が買えない理由
CATEGORY不動産投資考え方

銀行に代表される金融機関は、全て金融監督庁の「ご意向」に従わなくてはいけません。国がお金を世の中に流通させたいと思えば貸出を増やせと金融機関に指示しますし、お金の流通量を絞りたいと思えば貸出を絞れと指示を出します。金融機関はこの国の意向に従うしかないのです。スルガ銀行問題がどうこう言われていますが、理由はともあれ、要は監督官庁が貸出を制限しろと言っているので、金融機関は私たちに融資したくてもできないだけなのです。
こういう時代に「それでもなんとか融資を出させたい」というのは、波の無い時にサーフィンをしたいと言っているようなもので、そもそもが無理な話です。実のところ今でも融資は出してくれなくはないのですが、条件が悪すぎるので借りない方がマシという状態となっています。私たちは「良い条件で融資を受けて不動産経営をするという」というのが絶対条件ですので、基本的なスタンスは融資環境が整うまで「待つ」というのが正解です(断言)。