07
2019

物件に愛情をかけすぎるな

苦労して物件を探して、苦労して融資付けをして、念願の物件を購入したのですから、思い入れもひとしおですよね。マイホームですら念願のマイホームというくらいです。お金を生み出してくれるアパートなどは憧れの極みだと思います。私も特に最初の方の物件は、かわいくて毎週物件見に行ってあれやこれやとお金をかけていました。そうして愛情をかけていくうちに、「自分の物件は特別な物件」だと思うようになってきます

賃貸経営をするあたり、「自分の物件は特別な物件」という思い込みは大変危険なものです。こんなに素敵な物件なのだから賃料は高めでも住んでもらえるはずだとか、こんなにリフォームしたのだから満室は間違いないとか、思い込みが発生してしまいます。当たり前ですが、物件の価値を決めるのは市場で、オーナーではありません。いつまでも空室が埋まらないな・・と思ったら、ひょっとしたらこの思い込みが原因かもしれません。

きっとこれを読んだ大家さん未経験の方は、自分はそんなバカじゃないと笑うことでしょう。しかし物件購入に苦労した分だけ、気がつくと物件に愛情を持っており、自分が気が付かないままいつの間にか眼が曇ってしまう人が多いようです。この自分は気が付かないというのが恐ろしいのですよね。