07
2020
自宅選びは見えない費用に気をつけよう
CATEGORY不動産投資目線で見た自宅論

また、設備についても「あれば嬉しい」施設ほど要らないものはありません。ジム、プール、パーティールームなど本当に必要でしょうか?駅から離れているところなので、マンション住民専用のバスを頻繁に走らせます!とかいうチラシを見かけますが、何十年も続ける取り組みだと考えると凄まじいコストだと思いますよ。私が理想とするマンションは必要最低限の共用設備で、極力メンテンスコストを抑えられる物件です。緑地も心のオアシスにはなるかもしれませんが、庭の整備や草むしりは何十万円、何百万円もかかるのを忘れてはいけません。私の場合は自宅はシンプルで、緑と触れ合いたい時は近所のタワマンの豪華な公開空地をタダで使わせてもらっています。
もちろん考えによりますが、オートロックとエレベータ、セキュリティ以外の設備は実際のところ必要ありません。ただでさえ多大な住宅ローンをかかえているところ、それに加えて数万円/月の管理費など正気の沙汰ではありません。支出はなるべく消費性ではなく投資性のコストに振り分けるようにしましょう。消費性が高いお金の使い方の方が楽しいと言えば楽しいんですが、消費性の支出が多いことは、投資家らしいお金の使い方ではないと認識するべきかと思います。