07
2022

空室やトラブルの発生は「波」である

なぜか入居者が決まらず、数ヶ月空室が続くことがありますよね。賃貸物件を1戸しか持っていないとき、この投資に失敗した!と感じることかと思います。しかし仮に100戸持っていたとすると、大家さん的には気持ちがそれほど揺らぎません。この部屋が数ヶ月空室だったとしても、それはたまたま「波」の下の方にいる物件のひとつなんだなと感じられるからです。

ちょっと何を言っているか、わからないかもしれません。マクロで見ると「適切な努力さえしていれば、小規模なトラブルなど、各物件の調子の良し悪しでしかない」ということです。私の大家仲間でも最初の物件がたまたま不調に当たってしまった方は、2件目を買うことを躊躇っていますし、私が上のようなことを説明しても理解してくれません。

一方、1件目が比較的長く調子の良い波に乗っている方の場合は、2件目以降を買い続ける傾向がハッキリとあります。でもそういう方でも、ある時特定の物件だけが調子悪くなったりするので、仮に現在空室でも物件がダメだったと感じる前に対策を頑張る方に力を入れた方が結果につながると思っています。