25
2013

日常的な修繕について

私がうまくやっていると自賛していた物件の管理方法に、管理を入居者にお願いするという方法がありました。これは総ての物件でできるとは限りませんが、例えば入居者のひとりとうまく信頼関係を築くことができれば、遠方の物件であっても、故障があれば連絡をもらえるようになり、また簡単な修繕であれば立て替えてもらって後ほど領収書を送ってもらうというようなことができています。ただ、なあなあの関係になることもあったので、最終的には管理会社に任せてしまいました。

この方法であれば、実際に住んでいる人が感じている小さな問題点でも、大家が把握することができるようになります。大家が絶対分からないけど、入居者が感じている問題点として、例えば水がサビ臭かったり、下水が流れにくいなどのことがあります。小さな不満がたまりにたまると入居者は黙って出て行ってしまうこともあると思いますので、こういう住人からの情報は結構重要ではないかと思います。

また、仮に遠くの物件で管理業者もあてにならない時は、物件の様子を見に行ったときに、不安なところはもったいなくてもまとめて交換してしまうことです。共用灯などは故障のたびにちまちまと交換するくらいであれば、一括で交換してしまった方が安く上がります。これくらいのことであれば管理会社ではなく、自分でやってしまったほうがいいと思います。